子どもじみた大人と 大人びた子どもの世界
「猿の惑星って、ほんと面白いねえ」「うん、すばらしいSF映画だよね」なんて笑いながら、安心して観てたころが懐かしいよ。「でも、ちょっと怖いわあ」「バカだなあ、サルが、あんなふうに進化するワケないじゃん」とかって得意げに言ってるうちに、オレのほうがサルみたいになってきちゃったんだからなあ。でも、映画のなかの進化したサルみたいだ!と思えば、あいつら賢いし、強いし、まあ、そんなに悪い気もしないかあ。さっ、明日も早い、屁えこいて寝よ。
「猿の惑星って、ほんと面白いねえ」「うん、すばらしいSF映画だよね、なんて笑いながら、安心して観てたころが懐かしいよ」「でも、ちょっと怖いわあ。だって、まるで人間世界そのものじゃない」「ほんと、そうだね。およそ500万年ほど前に二足歩行しはじめたらしい人間の祖先たちからはじまった長い歴史として大ざっぱにながめると、ようするに、いまも昔も相変わらず、支配ってか、よくいえば指導する人々と、される人々という、大まかな二重構造の縦社会だと思うんだよ。ぼくらの学校でさえ、そうじゃん」「そうね、それも先生と生徒ってだけじゃなくってさあ、たった30人前後のクラスなのに、いくつもの仲よしグループがあって、必ずリーダー的な子がいるしねえ」「あとのやつらは、そいつの気分しだいでイジメられる側だもんな」「先生は、何かっていうと、自由と平等と基本的人権を大切に!なんてバカの一つ覚えだし」「それは、しょうがないさ、先生にだって本音と建て前があるんだし、ぼくらも、ときと場合と相手によってオモテヅラとウチヅラを使い分けてるじゃないか」「そっかあ、表があるから裏もある!光があるから影ができるんだし、長所と短所はおなじものっていうもんね」「いくら考えたって、どうしようもないことは、どうしようもないのが人間社会さ」「そうね。さっ、今夜も塾だ、元気だして行こう」「あ〜あ、ぼくも早く、大人みたいに屁えこいて寝たいよ」
そして、支配(指導)される人々の大多数が、とてもマジメで正直で勤勉かつ善良な純心を保ってらっしゃる。ちょっと考えれば当たり前なことでして、ことに平和な時代の支配(指導)サイドとしては、一般大衆が無知で従順、かつ自分のアタマでものを考えない烏合の衆でありつづけてくれていたほうが何につけても好都合なものですから、いわゆる報道から教育まで、ありとあらゆる手段にアメとムチを使い分けるのです。 このあたりも古代から相変わらずでして、たとえば『出るクギは打たれる』または『正直者がバカをみる』などと言われつづけている理由でもありましょうか。こうした統治の常套手段を、いわゆる政治学では古典といわれる『君主論』の著者でありますマキャベリをもうわまわるほど、きわめて巧緻かつ徹底的に仕掛けられ、しかも画策した科学者たちが数十年後に口をそろえて、「これほど絶大な効果があるとは・・・」と絶句したのは、おそらく人類史上にも、およそ終戦直後から現在にいたる我が国のほかにないのでは・・・?!
「30年くらい前までは、はやく人間になりた〜い!なんて思ってたけど、ならなくてよかったわねえ」「ほんとよねえ、この国じゃ、親が子を殺し、子が親を殺すなんてことが珍しくもなくなったし、アメリカってところじゃ銃の乱射事件、またかあって感じだもの」「人間て、怖いね」「っていうかあ、あたしたちだってできる反省ってのができないんだって」「ふ〜ん、ほんとにバカなのねえ」
21世紀の国際社会で 共存共栄しつづけるために
アリも社会生活を営む生き物のうちの一種で、私たちの日常生活にも間近な昆虫ですよね。その種類ごとに太古から受け継ぐ生態ルールを死守しきって世界各地に繁栄しているあたりを、そろそろ人間こそが、謙虚に学ばなければならないところまで、きてしまったのではないでしょうか?!正しい歴史を学ばない人々が、どのような人格や性格をもつようになるのか?!さらには自国の正史を否定、ねつ造までして国民に正しい歴史を教えず、あまつさえ政治的に利用するような国が、はたして国際社会で尊敬され、信用されて、共存共栄を望まれるものか?!などは、ちょうど近隣の国々が、まったくの由来どおりに、そして文字どおりの反面教師になってくれているじゃないですか。
日本国が 《日本自治区》になる日は近いのか?!
栄枯盛衰・諸行無常・盛者必衰は人類有史以来 人の世に普遍の理(ことわり)です
亡国の要因は戦争や、壊滅的な原発事故とか自然災害だけではありませんよ。国内から、自滅してゆくこともありえるのです。
あなたは チベットやウイグル自治区の現状を知っていますか?!
その現実は、あまりに恐ろしすぎて画像やリンクを張る勇気も萎えてしまうのですが、ネット検索で記事や写真を、YouTubeでは動画も観ることができますので、どうぞ我が国の未来の平和を守るための参考資料として閲覧してみてはいかがでしょうか?! 国連でさえ見て見ぬフリをするほどに過酷で恐ろしいことをですよ、ほほえみながら断行する指導者と絶対服従する軍隊や警察がある、そんな大国がお隣に存在しているのだ!ということを知るだけでも、皆さんのご子孫方の将来に馳せる想いが少しは違ってくるかも?!
「誇大妄想もはなはだしい、バカじゃないの?」 「ほんと、日本が攻められたりするはずないし、ましてや滅ぼされるなんてありえなーい」「もし万が一、そんな日がくるとしても、自分は死んでるだろうから、どーでもいいわ」「そんなことより、行列ができてる隣町のラーメン屋に行きましょう」「その近くのスーパー、中国産のギョーザが大特価ですってよ」 「キャア、ちょーラッキー!やっぱギョーザは本場モノでなくっちゃ!」 「そうよっ!ネーッ!」
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菅靖匡 迷言集A
「そりゃ、何につけても例外は付きものだろうけど、過ぎたるは及ばざるがごとしってなあ、つくづくホントのことだと思うよ。一事が万事ってのもね。この世のことは、すべてバランスってやつが大切なのさ。たとえば清潔ってのはいいことだけど、潔癖症なんてのはゴメンだしさあ、たまにゃ文句の一つも言いたいことはあるし、子どもってのは他人の子だって大切だし守ってやりたいって思うけど、いずれも間違ったってモンスター付きにはなりたくない。そういや近ごろには、昔でいう愚連隊、いまじゃ何てえの?!ストリートギャング?!ともかく恐ろしい若者たちが群れて暴れて、警察も手を焼いてるってえ記事を目にしたけどね、オレは、かつて暴対法とか暴力団排除条例とかって聞いたころから、いまみたいな、ほんとにコワい状況になると思ってたんだからなあ。芸能界とかでも、ほらあ、紳助さんが引退したのはホントに残念でさあ、あれほどの天才って、もう出てこないんじゃないの?!芸能界とか、角界だって、あちらの業界の方々とつながっているのは当たり前だって。地方公演や地方巡業とかってのはさ、それこそ出雲の阿国さんのころから、いや、もっと前からだろうね、その地方にニラミのきく親分さん方に仕切ってもらわなきゃ、無事にはできなかったんだから。伯父から聞いた話だけどね、オレの高祖母、ひいひいばあちゃんも、その当時には伊曽乃神社の奉納相撲、いわゆる西条場所ってえのかな?!ともかく、それを女だてらに仕切って、いい顔だったそうだよ。
史実を正しく理解して学んだことが 教養となる
「なぜ、生命は尊いのですか?!」「どうして、傷つけたり殺したりしてはいけないのですか?!」という主旨のことを問う人がいて、
「それはね・・・」と、丁寧かつ真摯に答えようとする人がいます。
あの世から、「しっかりせえよ!ドアホ!!」という先人たちの怒声が聞こえてくる気がするのは、私だけでしょうか?!
「なぜ生命は尊いのか?!」とか「なぜ殺傷してはいけないのか?!」
などということは、もともと疑問や質問として成り立っていないのであり、したがって回答する必要もないのであって、それでも、「聞いているんだから、ちゃんと答えなさよ」と迫られたなら、「理屈なんかは抜きにして、尊いものは尊い!のであり、してはいけないことは、してはいけない!
ただただ、それだけのことです」という一点張りのほかにありません。
なぜ産まれて なぜ生きて なぜ死んでしまうのか?!
なぜ貴女と出会い なぜ恋におちて愛してしまったのか?!
そんな人生のすべてが
科学的に理論立てて説明しきれるようなものならば
あまりに虚しすぎる・・・とは思いませんか?!
知的好奇心と想像力をくすぐる 歴史プレゼン時間旅行へのお誘い
ちょっと想像してみてください。あなたが行きつけの店でお友だちと一杯やりながら日本文化の素晴らしさを語りあっているとラッキーなことに、遠方からも偉いさん方やお金持ちがやってくることで有名な高級料亭に、無料で招待されたのです。(一度は行ってみたい)と思っていたあなた方は、当日には背広で出かけました。10台で満車という横一列の駐車場にはワックスのきいた黒塗りや白塗りの高級車が並び、いかにも老舗という数寄屋造りの店まで、よく手入れされた日本庭園の飛び石づたいに歩き、なかに入れば高そうな着物姿の別嬪さんが両手をついて出迎えてくれ、「若女将ですよ」と紹介されて、座敷まで案内してくれました。
少し暗めの照明に真新しい畳と黒光りする床柱、いかにも上品そうな掛け軸と、キレイに咲いた季節の花が活けられた壺、ふっくらとした座布団座に、ずっしりと分厚い座卓はケヤキの巨木の一枚物です。
ようやく腰を落ち着けると、目の前には一人に一枚ずつ手書きのお品書きが二つ折りで 置かれていて、薄紫の着物を着つけた仲居さんたちが、おしぼり、朱塗りの酒器と薩摩切子のグラス、白い鳥が描かれた2合徳利、そして一本ずつ水滴を拭きながら置かれるビール中瓶と、一つずつ形のちがう小鉢や小皿には、それぞれ一口か二口で食べられるほどの料理が・・・、お品書きをひろげてみても、どれがどれだか分かりません。
あなたは、「この徳利も、さすがにお見事ですねえ」というのが精いっぱいでしたが、お友だちは、なかなかの粋人らしく、「ほう、鶴の純白と、活き活きとした姿が素晴らしい出来だなあ、きっと名のある絵付師の手ですね」
「ああ、それは白鷺ですよ。この徳利は、江戸・元禄のころに彗星のごとく現れて途絶え、幻の名品といわれていた現川(うつつがわ)焼きを見事に復元した長崎の臥牛窯(がぎゅうがま)が誇る奇跡の逸品でしてね、長崎の無形文化財に指定されてる臥牛窯が焼いた《白鷺文花瓶》は、天皇皇后両陛下にも献上されたんですよ。ほら、床の間の花瓶、あれが同じ物です」
「はあ」「あいや」あなた方は、ますます恐縮しながら銘酒と料理を味わいました。
おひらきには若女将が、かしこまって一礼し、「お口にあいましたでしょうか」
心地よく酔ったあなた方は口々に、お品書きの一つ一つを絶賛しました。
すると招待してくれた人が立ちあがり、座っていた座布団を持ちあげてみせると、《人は見かけや雰囲気にダマされやすいのでご用心》という大きな文字が・・・。
聞けば、某有名大学の【脳科学サークル】がおこなっている実験だったのです。一汁三菜の食材はドッグフード、キャットフード、熱帯魚の餌そのもので、あとは、せめて安価な冷凍食品やインスタント食品と和えて調理したものでした。
さて、あなた方なら怒りますか?!それとも苦笑いしながら恥じ入りますか?!
21世紀の国際社会で活躍する子孫たちへ
それぞれ祖国の歴史や文化を学び、史実を正しく理解することは国際社会において重要なモラルの一つです。 もちろん人間社会ですから、それらの認識レベルによって人格や品格までが推し測られてしまいます。 だからこそ、たとえば近隣諸国のように、指導者サイドの都合よく自国の正史を隠し、国民に教えず、ねじ曲げ、ねつ造してまで政治利用している国々は、それぞれ国柄や民族性もふくめて、ついに信用されなくなってしまうのですよ。