このページの先頭へ

おかげさま便り

草葉の陰から こんにちはm(@。@)v

この画像で、「やっぱ、のおの助って不潔でスケベなロクデナシなのねえ」とか「いやらしいっ」などと思ったり、あまつさえ、ふと怒りやら嫌悪感をもよおした方は、要注意レベル1ですな。
不適切よねっ!」「訴えてやるっ!」てえくらいに思われた方なら、もう付ける薬もないか、どうにもこうにも手の施しようがない重篤もしくは危篤状態ですよ。いったいぜんたい、何に対しての診断か?!てえと、しっかり自分のアタマで考える力が残ってるかどうか?!ということでして、『槽伏(うけふ)せて踏み轟こし 神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき古事記より】 』つまりは天岩戸にお隠れになった天照大神を誘い出そうとして、天宇受賣命が全裸に近いかっこうで踊られたという、まこと有り難い場面なんだからなあ。
ちょっと気どって、科学っぽく言うと《日蝕》に、びっくり仰天した古代の人々が神話仕立てにして語りついだってえことでしょう。
『元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のやうな青白い顔の月である。
さて、こヽに「青鞜」は初声を上げた。現代の日本の女性の頭脳と手によってはじめてできた「青鞜」は初声を上げた。
女性のなすことは今は只嘲りの笑を招くばかりである。私はよく知っている。嘲り笑の下に隠れたる或るものを。そして私は少しも恐れない。併し、どうしやう女性みづからみづからの上に新にした羞恥と汚辱の惨ましさを。女性とはかくも嘔吐に値するものだらうか、否ヽ、真正の人とは―― (以下、略)』

あたしゃ、どうも、この平塚てえ人が好きにはなれないんだけれども、おっしゃるとおり、はるか太古に女性は太陽だったてえことは確かだ。ただし、そのあとのくだりはいただけませんねえ。旧石器時代〜いま現在、いつの時代でも女性は太陽でありつづけてるんだからなあ。
えっ?!ウソだって?!男がズイブンと威張ってた時代が長かったってか?!ちょいと待っておくなせえやし。
まあ、ほかの国のことは知りませんけどね、少なくとも我が国じゃあ、いつの時代でも、じつは女性のほうが胆(はら)も据わってて、それこそ一枚も二枚も上手(うわて)だったんだって。男はね、ただカッコつけたいから偉そうに威張ってるだけさ。
ホントのこと言うとさあ、たとえば、お釈迦様の手のひらの上で有頂天になってる、ほらあ、孫悟空みてえなもんだよう。
『元始、男性は実にサルであった。いま現在も、惚れた女性の前では、ついにサルにしかなれない。【菅靖匡 談話より】

天宇受売命

 天宇受売命 梶田半古 画

 

 

 

平塚らいてう2

 若き日の平塚らいてう 

 

 

平塚らいてう

 晩年のころの平塚らいてう

おかげさま便り記事一覧

それでも神様!仏様!

それでも神様!仏様!昔っから、さも偉そうに「水清ければ魚棲まず」なんてえことを申しますな。あたしゃ、こうみえても熱心な日本仏教徒のうちでしてね、先祖代々の檀家寺は臨済宗で、「どうぞ、あの娘との良縁成就を、お願いします」と願掛けに参拝するお寺は真言宗、そうして地元の総鎮守はってえと平成29年に創始18...

≫続きを読む

ホントのこと言うと

「門前の小僧習わぬ経を読む」などと申しますとおり、あたしたち日本人てなあ、ざっと聖徳太子さんがご活躍くださったころから、それぞれ家の近所のお寺さんでもって、まずは有り難い話を聞かせてもらったり、ときにゃ甘いもんを食わせてもらったり、よろず悩みや相談事を聞いてもらったりさ、また、ときにゃあ読み書きソロ...

≫続きを読む

お釈迦様でも・・・

あたしみたいな年寄りは、そのうち誰かに唱えてもらうほうが近いんだけれども、お若い方々なら、むかしの門前の小僧に劣らないためにもさ、せめて般若心経だけは暗唱できるようになったほうがいいと思いますよ。このお経一つ覚えときゃあ、どこへ行ったって一目置かれること間違いなしだあ。 こんなバカなスケベでロクデナ...

≫続きを読む

いまの日本人て草生える

あたしゃ、これでも国際的に著名な学者さんとも、しょっちゅう一杯やるんだけれども、その偉いさんと意気投合する第一点は、「日本人として国際社会で認知されるために必要不可欠なことは、まず日本語と歴史と文化を正しく学ぶことだ」ってことさね。当たり前じゃねえか、いくら英語とか諸外国語が上手になったところで、そ...

≫続きを読む

十七条の憲法に学べ

この噺は、あくまでも、あの世でのことなんですからね。つい先だってには、閻魔庁に近い幕末横町三丁目でもって催された《四国同窓会》に呼ばれて、あたしゃ、龍馬さんと差し向かいで一杯やってたんですが、そこへ泣きっ面で飛び込んできたのが、なんと、我が国じゃあ初代内閣総理大臣だった昔の1000円札、もとい、伊藤...

≫続きを読む


トップページ 世界最古の国から 古代の山岳信仰と石鎚 死闘 天正の陣 銀納義民の物語 英霊たちに捧ぐ お問い合わせ